袋帯を切らずに額縁に飾った和モダンなインテリア。黒い額縁に納めた帯の柄が、リビングの壁面アートとして空間になじむ飾り方。

使わない帯、みんなどうしてる?着物と帯のある暮らしの変化

帯を切らずに、インテリアとして飾れる額縁
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着物と帯のある暮らしの変遷

着る機会は少なくなったけれど、家には帯がある。

母や祖母から譲られた帯。
以前はよく締めていた、自分で選んだ帯。

「最近は使っていないけれど、手放すつもりもない」

そんな帯をお持ちの方は、少なくないのではないでしょうか。

過去の公的調査をたどると、日本の家庭と着物・帯との関係が変化してきたことが見えてきます。

赤と黒の地に金色の花文様が織られた袋帯。着物を着る機会が減り、使わずにしまっている帯について考えるイメージ。

1967年、帯を「3〜5本」持っている女性が41.3%

内閣府政府広報室が1967年(昭和42年)に実施した「絹の需要に関する世論調査」では、全国の20歳以上の女性を対象に、着物や帯の所有状況を調べています。

「持っている帯の数」は、次のとおりでした。

  ⚫︎1〜2本:15.5%

  ⚫︎3〜5本:41.3%

  ⚫︎6〜10本:6.1%

  ⚫︎11本以上:3.6%

「きものも帯もない」と答えた人は、2.8%にとどまっています。

当時と現在では生活様式や人口構成が異なるため、単純比較はできません。それでも、かつて帯が多くの家庭にある身近なものだったことがわかります。

出典:内閣府「絹の需要に関する世論調査(昭和42年9月調査)」
政府オンライン調査

抹茶の入った茶碗と茶筅、茶杓を並べた茶道の風景。日本の伝統文化を感じさせる茶道具と抹茶。

「着物が好き」は64.5%。一方で、着付けや手入れの負担も

同じ調査では、64.5%の女性が「きものを着るのが好き」と回答しています。

着物について感じることとして、

  ⚫︎「落ちついた気分になる」:43.0%

  ⚫︎「日本的な良さを感じる」:32.1%

といった肯定的な回答がある一方、

  ⚫︎「着付けがめんどう」:20.0%

  ⚫︎「手入れがめんどう」:16.5%

という声もありました。

半世紀以上前から、着物には美しさと同時に、着るための手間もあったのです。

着物や帯が嫌われたのではなく、暮らしが変わり、着る機会が減った。その結果、美しい帯が箪笥の中に残っている家庭もあるのではないでしょうか。

法人オフィスの応接室やモダンな和食店の空間デザインに映える、黒い額縁の「帯を切らずに飾る額縁」。金地の風神雷神の帯が放つ重厚な輝きを際立たせる壁面装飾。設計事務所が提案する商業施設の店舗設計や、日本文化を象徴するアートパネルとしての演出に。着物を切らずに活用する、格式高いインテリア。


1986年には「現在の生活とはかけはなれている」という声も

1986年(昭和61年)の「ライフスタイルともの文化に関する世論調査」では、伝統的工芸品について調査されています。

伝統的工芸品を生活に「たくさん取り入れたい」「ある程度取り入れたい」と答えた人は、合わせて47.4%。取り入れたいものとして、「着物・帯・組紐」は28.9%でした。

一方、取り入れたくない理由で最も多かったのは、

「現在の生活とはかけはなれているから」32.7%

でした。

着物や帯の価値が失われたのではなく、暮らしとの接点が少なくなったことがうかがえます。

出典:内閣府「ライフスタイルともの文化に関する世論調査」
政府オンライン調査

淡い色合いの着物用の帯締めを並べた様子。帯を結んだ上から締めて着物姿を整える和装小物。

現在も、和装の魅力として「色柄」や「意匠」が挙げられている

文化庁が令和5年度にまとめた「生活文化調査研究事業(和装)」では、2,198人を対象に和装の魅力を調査しています。

主な回答は次のとおりです。

  ⚫︎「季節にあわせた着物を楽しめる」:37.2%

  ⚫︎「着物を着ることで、落ち着いた気持ちになる」:32.9%

  ⚫︎「日本の伝統的な文化として国内外に知られている」:28.1%

  ⚫︎「生地や色柄の取り合わせ等、工夫1つでおしゃれを楽しめる」:27.0%

  ⚫︎「職人の手仕事による着物等が持つ独特の質感や意匠」:17.0%

特に10〜40代では、「生地や色柄の取り合わせ」を魅力と感じる割合が全体より高い傾向も報告されています。

着る頻度が減っても、布の色、柄、質感、意匠の美しさまで失われたわけではありません。

出典:文化庁「生活文化調査研究事業(和装)」文化庁

淡いピンクの着物に黒地の花柄の帯と帯締めを合わせた着物コーディネート。帯を身につけて楽しむ和装スタイル。

帯は「着るもの」だけなのだろうか

帯には、着物とはまた違った美しさがあります。

限られた幅に配置された柄。
金糸や銀糸の輝き。
抽象画のような構図。
近くで見るとわかる、織りの細かな表情。

けれど、帯を見る機会は通常、締める日だけです。着物を着る機会が減れば、帯は長い時間、箪笥の中で過ごすことになります。

だからこそ、帯を「着る」以外の方法で楽しむ選択肢があってもよいのではないでしょうか。

袋帯を切らずに額縁に飾った和モダンなインテリア。黒い額縁に納めた帯の柄が、リビングの壁面アートとして空間になじむ飾り方。

大切な帯を、切らずに飾る

帯をインテリアとして楽しむ方法のひとつが、額縁に飾ることです。

SAKURA JAPANの「帯を切らずに飾る額縁」は、帯を切ったり、穴を開けたり、接着したりせず、そのまま飾るためにつくられています。取り外して、別の帯へ入れ替えることも簡単にできます。

母や祖母から譲られた帯。
思い入れがあって手放せない帯。
着る機会は減ったけれど、柄が好きな帯。

その帯を変えず、今の暮らしの中で眺める。帯と暮らしとの関係を、そんな形でつなぎ直すことができます。

かつて日本の家庭に身近にあった帯。暮らしが変わった今だからこそ、楽しみ方も変わってよいのかもしれません。


■ 製品情報

登録番号:特許庁 意匠登録 第1824758号

商品名:帯を切らずに飾る額縁
•コンセプト: 大切な帯を「切らずに」そのまま飾れる構造の額縁。
•特徴: 97%以上のUVカットアクリル板を採用し、大切な帯を日焼けから守ります。 

公式サイト:https://sakura-art.jp

公式Instagramでは、実際に帯を飾ったコーディネート例を公開中です。
ぜひご覧ください。

SAKURA JAPAN
日本の伝統美を「眺めるアート」へ再定義する、帯・着物の額装アート事業を展開しています。 


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