和のギフトに宿る美意識|帯ウォールアートの梱包と熨斗の由来
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〜熨斗に込めた想いと、日本の贈り物文化〜
大切な人へ贈りものにも選ばれている「帯ウォールアート」。
それは単なるインテリアではなく、帯に込められた記憶と美意識を、今の暮らしに届けるギフトです。
この帯ウォールアートを箱にお包みするにあたって、私たちは“包む”という日本文化の心を大切に考えています。
包装にも「想い」を込めて
日本には、贈り物に心を添えるための所作として、「包む」という文化があります。
中でも「熨斗(のし)」はその象徴的な存在。
現代では紙で簡略化されているものの、本来は目に見えない心づかいを形にする所作として、大切にされてきました。
私たちはこの熨斗の意味を大切にしたいと考え、白い帯状の紙に当店のロゴとメッセージを添えて現代風に熨斗をデザインし、お包みしています。

熨斗とは? 〜縁起物としての起源と意味〜
熨斗の起源は「熨斗鮑(のしあわび)」と呼ばれる縁起物にあります。
かつては、干した鮑をのして(伸ばして)贈り物に添え、
「長寿」「繁栄」「良縁」を願うしるしとされてきました。
現在では紙で表現されることがほとんどですが、
その根底には、相手を想う心を静かに表すという、日本独自の美意識が息づいています。
熨斗に綴った英語のメッセージ
“Tradition transcends time,
living on through the ages.”
この言葉には、
「伝統は時を超え、世代を超えて生き続ける」という、私たちの想いと信念が込められています。
帯は、かつて誰かが特別な日のために締めたもの。
その帯を切らずにそのままの姿で残し、暮らしの中に美しく飾ることで、
過去から未来へと、静かに想いをつなげることができると信じています。
和のインテリアギフトとして
帯ウォールアートは、
ただの和風インテリアではなく、心を贈るためのアートピースです。
- 母の日や結婚祝い、新築祝いなど、節目のギフトに
- 海外の方への“日本の美”を届ける贈り物として
- 着物や帯の思い出を、インテリアとして再び暮らしに取り入れる方法として
私たちは、「物を贈る」のではなく、
「記憶と想いを包み、手渡す」という体験そのものをお届けしています。