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「日々の食卓やおもてなしのシーンを美しく彩る器づくり」をテーマに、和とモダンが融合したポーセリンアートやボタニーペインティングの活動を展開されている有本信子さん。
作品制作・販売のほか、講師としても幅広くご活躍なさっています。今回は、有本さんの暮らしの空間にお迎えいただいた「帯を切らずに飾る額縁」の楽しみ方についてレポートします。
着物や帯に施された繊細な織りや刺繍。
その美しさに魅了されている私は、時折クローゼットからお気に入りの帯を出しては、一人静かに眺めるひとときにささやかな幸せを感じていました。そんな中、インスタグラムで見つけたのがこちらの額縁です。
「自分の帯を部屋に飾れるなんて素敵。しかも切らなくて良いし、入れ替えられる...」
「帯を切らずにそのまま飾れる」というコンセプトに心を掴まれました。類似の商品は他にもありましたが、私が求めていたのは、現代の住まいに馴染む洗練されたデザイン。
このスタイリッシュな佇まいなら、私の大切な帯を「飾りたいアート」にしてくれるはず。迷わずこの額縁を選びました。
額縁は、玄関に続く廊下の壁に飾っています。
実際に飾ってみると予想通り素敵で、前を通るたびに眺めては心が弾み、つい表情が緩んでしまいます。
私自身の作品作りで大切にしているのは、シンプルさと余白の美。
この額縁は、帯の魅力を引き立てつつ、絶妙な「余白」を添えて飾った場所を洗練されたアート空間へと変えてくれます。自宅で開いているポーセリンアート教室の生徒さんからも「素敵ですね」と声をかけていただいて嬉しい限りです。
この額縁は、着物文化を愛する方はもちろん、現代のインテリアにさりげなく和の要素を取り入れたい方に、ぜひ手に取っていただきたいアイテムです。
これまでは「出す・眺める・しまう」だけだった帯との付き合い方が、これからは「季節ごとに入れ替えて、空間を演出する」というクリエイティブな楽しみに変わりました。
また、おもてなしに欠かせない器を制作する私ですが、おもてなしの際の食器選びはその時のテーマカラーから決めることが多いです。クリスマスなら赤やゴールド、時にはあえてシルバー一色にすることも。お料理の内容に合わせて色を構成することもあります。
「どの食器にしよう」と考えるように、「次はどの帯を飾ろうか」と思案する――
季節の移ろいに合わせて、暮らしがもっと豊かに、鮮やかになっていきそうです。
有本 信子(ありもと のぶこ)兵庫県芦屋市出身。和とモダンを融合させたポーセリンアート・ボタニーペインティング作品を制作。
日々の食卓やおもてなしのシーンを、美しく演出する器づくりをテーマに活動。
2012年西宮・夙川にてポーセラーツサロン atelier lapin(アトリエ・ラパン) をオープン。
日本ヴォーグ社キルンアート協会コンクール転写紙部門 大賞受賞。
作品は展示会や美術展などにも出展し、現在は作品制作・販売のほか講師としても活動中。